夜明けのうた/One and Only(街) | 2000/10/22 |
非常に素晴らしいゲームなのに、埋もれてしまったものと言うものがあります。今回紹介する街もその一つ。 きっと、年齢ターゲットが高めだったと言うのと、見た目が地味…と言うのが原因かとは思うのですが、アドベンチャーゲームとしても楽しいですし、更に、それぞれの人間ドラマも秀逸です。 主題歌を歌うのは鈴木結女さんで、オープニングは夜明けのうたと言う事で、これはこれでいい歌なんですが、やっぱり、ゲーム終了後に流れるOne and Onlyは最高でしょう。 このゲームは複数の人をプレイする事で、それぞれの行動が他のプレイヤーに影響を与えて行く話を読むノベルなのですが、全ての人をプレイし…その中にはHappy EndもUnhappy Endもあります。そんな悲喜こもごもを噛みしめている時に流れてくるエンディング… 歌は非常に庶民的な出来事を歌います。そして、 「いつも探してる みんな歩いてる けれどまだどうにも 見つからない事ばかり だけど探してく ずっと歩いてく 誰もが皆それぞれの 自分生きている」 と歌います。ちょっとばかり、今は疲れているだけ、そんな時もあるさ。 でも、(自分自身も)かけがえのない、一人なんだ! そう感じさせてくれます。 そして、最後は一人であった自分から、次の段階へと歩き始める形で歌は収束します。 何気ない、生活の一こま、それが愛おしく感じられる歌です。…それは、街と言う、自分の行動が他の人に影響を与えると言うゲームをプレイしたからでしょうか? いえ、昔からそこにあるのに、気が付かない事を改めて感じたと言う事に過ぎません。ただ、それは忘れやすい事。だからこそ、この歌を抱いてください。 尚、オープニング曲はカラオケに配信されています。是非、エンディングテーマも配信を!! ところで、アニソン紹介復活早々、廃盤ものを二つ続けてしまいました(^^;; 火魅子伝の方は、そのうち、火魅子伝ボーカルベストが再販されると思いますが、街の方はかなり厳しいかも… |
瞬の色をかえて(火魅子伝) | 2000/10/20 |
久々にこの曲紹介を復活させるのに、何から紹介して行こうか悩むところ。 前回の続き(EAT-MAN)あたりから紹介するのがいいのか?それとも、新譜レビューをして行った方がいいのか?色々と考える所なんだけど、やっぱり、復活一曲目はお気に入りから…ってのが王道でしょう。 そんな訳で、この曲。火魅子伝のエンディングテーマなんですが、本編とは完全に切り離された全くの別物です(^^;; 最初は、声優のアフレコ風景をバックにこの歌が流れ、その後、一枚絵をバックに流れると言う形で、ちょっとアニメよりの絵にはなったのですが、中身は火魅子伝には勿体ない歌っスよ。 ところで、「みなさん、何のために生きてますか?」と思わず聞いてみたくなる事があります。 この曲は、そんな事に真っ向から挑んでいる歌です。 のっけから「何を守る? 何を目指してるの? 手にするものは 幻想(まぼろし)かもしれないのに」と来ます。 そんな、思わず迷ってしまう様な事を奥土居美可さんが力強く歌う事で、非常に前向きな歌に仕上がっています。 全ての想いがこの歌につまっていると言えるでしょう。 小さな事に気が付ける事 独りである事 誰もが目指すもの 本来の私の居場所 今まで生きてきた過去 チカラを重ねると言う事 そういった事に悩み、希望を重ねながら、最後には「今がまだ途中だから 悲しみにくれない」とまた前を向こうとする。 非常に支えになる歌です。詞も奥土居美可さんによるものなので、彼女自身の一つの答えなんでしょう。 ええ、今後幾度、このレビューを止めたくなることかも知れませんが、その時はこの歌に戻ってくることにします(笑) |